美肌

ゴマに含まれる食物繊維

便秘でお困りの方、いらっしゃるかと思います。特に女性では慢性便秘など、辛い便秘に苦しみ、便秘薬を飲んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「便秘の予防や解消に何がいいでしょう?」、と聞かれれば、ほとんどの方は「食物繊維」だとお答えになるのではないでしょうか?
食物繊維の一日の摂取量は、成人男性で25g、成人女性で20gといわれていますが、それを達成するのも大変です。

その食物繊維に、「水溶性」のものと「不溶性」というものがあります。
2種類あることを、ご存知でしたでしょうか?
あまり聞きなれない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

まず、代表的な野菜や果物に含まれているのは「水溶性食物繊維」の方になります。
水溶性食物繊維は「腸内の善玉菌を増やす働き」があります。
さらに市販で売っている食物繊維のサプリメントも、この水溶性食物繊維のものが多いのです。

それに対して、不溶性食物繊維は「水分を吸収することで膨らみ、便を増やすことでぜん動運動を促す」という効果があります。
不溶性食物繊維が多く含まれているのは「豆類」です。なかなか意識していなければ毎日豆類をとる事も難しいですよね。

実はゴマにも食物繊維が含まれていて、さらにその種類が不溶性であること、ご存知だった方少ないのではないのでしょうか?
つまり、ゴマは便秘に効く食品なのです。
ゴマであれば、ふりかけとしてご飯にかけたり、野菜と一緒にとったりすることは、少し手軽に取れそうな感じです。
ポイントは炒ったり、すったりすることです。そうすることでゴマの成分を吸収しやすくなります。
また、他にもゴマにはセサミンという体に良い成分も含まれています。
セサミンには疲労回復やアンチエイジング効果など、私たちの毎日の生活に欠かせない栄養素となっています。

お勧めは、黒ゴマとおからをあわせた「黒ゴマおから」です。黒ゴマだけでなくおからも不溶性食物繊維です。おからは豆乳を絞ったカスで、大豆の栄養素もたっぷりな上、良質なたんぱく質、さらに食物繊維を多く含んでいます。
水を吸うことで6倍にも増える為、満腹感を得られるうえ、ビタミン・ミネラルなども豊富でダイエットにもぴったりです。
さらに大豆に含まれるイソフラボンの成分も豊富な為、骨粗しょう症、更年期障害などの予防にも最適です。
糖尿病の方にも、お勧めの食品で、血糖値の上昇をゆるやかにし、最高値も低くする効果があります。

他にも天然のオリゴ糖などもおすすめです。
ビフィズス菌の餌になり、増殖させることで腸内細菌のバランスを整え、善玉菌優勢の状態にしてくれます。
これを便秘に効果的な食べ物と一緒にとることもお勧めです。
コーヒーやヨーグルトなどに混ぜて手軽に使えるのも魅力のひとつです。

便秘改善にこの水溶性、不溶性の食物繊維をバランスよくとることが、大切になります。
ただし、ゴマなどが逆効果になる場合があります。
通常は筋肉の衰えが原因の便秘ですが、「直腸性便秘」では腸のヒダがポケット状になることで便が溜まり、便秘を引き起こしている。
あるいは極度の緊張により自律神経のバランスが崩れ、腸が痙攣しぜん動運動の妨げになり便が排出されない、ということもあります。

それらの場合、食物繊維をとっても改善されなかったり、逆に症状を悪化させることもあります。
食物繊維を積極的にとっているにもかかわらず、改善が見られない場合は、一度病院での診察をお勧めします。どんな便秘のタイプかがわかり、改善する方法も知ることができます。